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新潟県新潟市江南区

曽野木住宅跡地利活用は積水ハウスグループに優先交渉権

2020/02/26 新潟建設新聞

 新潟市江南区は、新潟市江南区は曽野木地区市営住宅跡地での複合施設整備事業者として積水ハウスを代表者とするグループを優先交渉権者に選定した。

 同者は、W造2階建て、延べ床面積699・33㎡のコミュニティー施設とW造平屋建て、床面積816・25㎡の統合保育園を計画。統合保育施設との間に「出会いの広場」を設けるほか、施設内にも大小の多世代交流スペースを設置。統合保育園は、当初定員120人とし、和室や図書コーナーなどが入る。保育園跡地は宅地分譲や職員駐車場、歯科クリニックなどへの活用を提案した。

 グループは、同社を代表企業に、社会福祉法人仁和会、高野不動産、アマキ設計、積和建設信越で構成される。同社は2018年度に実施した実施方針策定の企画提案でも最優秀者に特定されている。今後、基本協定を締結し20年度から施設の設計・建設を進め、22年の供用開始を目指す。

 計画は、曽野木1丁目地内の市営住宅跡4255・58㎡で、民間事業者によるコミュニティー施設および曽野木保育園と第二曽野木保育園を統合・民営化した保育園を建設するもの。保育園は民間事業者が整備・運営し、コミュニティー施設については市が指定管理者制度による管理運営を行う。

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