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北陸地整とPC建協北陸支部が意見交換

2020/02/26 新潟建設新聞

 プレストレスト・コンクリート建設業協会北陸支部(PC建協)と北陸地方整備局との意見交換会が19日、新潟市中央区で開かれ、週休2日の確保や生産性向上につながるプレキャスト技術の採用、ICT技術の活用などで意見を交わした。

 冒頭、宮﨑豊支部長は、

 「週休2日の推進や担い手確保、生産性向上、インフラの長寿命化などに取り組んでいる。また発注量の確保にも努めていかなければならない。これらの課題に対し、少しでも良い方向に進めばと考えている」とあいさつ。

 意見交換では、週休2日に関して、協会からは他地整での総合評価方式で、達成を確認できる証明書の提出が求められた事例を説明し、北陸地整でも同様の取り組みを要望。

 報告を受けて北陸地整でも証明書の発行を検討するが、週休2日の一般化を目指す中で、評価項目とはしない考えだ。また公告時の概略工程の開示を求め、北陸地整は、本年度から発注者指定型と受注者希望型で希望があった工事で試行している条件明示チェックリスト、工事工程表の開示の成果を分析し前向きに検討する考えを示した。

 そのほか安定的な発注量の確保や生産性向上につながる生産性向上にプレキャスト技術の採用を要望。北陸地整では事業の進捗や展開で波があることに理解を求め、プレキャスト技術の採用については、メリットを理解しつつも総合的に判断する考えを伝えた。


【写真=諸課題解決に意見を交わす】

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