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埼玉県危機管理防災部

県危機管理防災部が自宅で避難生活防災ブック策定

2020/03/04 埼玉建設新聞

 県危機管理防災部は首都直下型地震などが発生したとき、自宅で避難生活を送る場合に役立つグッズの使い方をまとめた防災マニュアルブック~自宅サバイバル編~を作成した。災害における被害を減らす取り組みとして県では日頃からの備えを具体的に分かりやすく伝え、一人でも多くの県民が防災に取り組んでいる社会を目指す『イツモ防災事業』を展開しておりその一環でまとめた。

 大地震が発生した場合は、電気やガス、上下水道などのライフラインが使用できなくなる。東日本大震災では広範囲に被害が及び、避難所に入れない被災者が多数発生した。また避難所生活は精神的負担が大きく、地震が起きても自宅の被害が少なければ自宅避難という考え方も重要となってくる。そこで地震発生後の生活をイメージし、自宅避難を想定して事前に用意しておく物や身の回りの物の役立つ使い方や家族間で事前に決めておきたいルールなどをまとめた冊子となっている。

 冊子は県ホームページ(http://www.pref.saitama.lg.jp/a0401/05b00-2001.html)からダウンロードできる。

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