記事

事業者
埼玉県下水道公社

下水道公社が研究発表会を開催

2020/03/06 埼玉建設新聞

 県下水道公社はこのたび、荒川水循環センターで2019年度下水道事業研究発表会・下水道局特別研修を開催した。職員9人が設備の管理運営に関するテーマに登壇。さらなる研さんへ情報の共有を図った。

 開会にあたり砂川裕紀下水道事業管理者は「この機会に知識や情報の共有を進めるとともに、特に事故に関する事象は自分の担当でも起こり得るものとして、その想像力を働かせていただければと考えております。下水道公社は今後、デジタル化などの技術を取り入れながら、市町村や民間の皆さまとの連携・協力が円滑になるよう取り組んでいきたいと考えております」と語った。

 題目と発表者は次のとおり。(敬称略)

 ▽『台風19号における荒川水循環センターの対応状況について』=千島俊吾(荒川左岸南部支社運転管理担当担当課長)

 ▽『消化設備稼働に伴うリンの挙動について』=川崎豊(荒川左岸北部支社水質管理担当担当課長)

 ▽『下水道管路の水位情報発信と不明水原因の解析手法』=脇川尚大(荒川右岸支社運転管理担当技師)

 ▽『春日部中継ポンプ場の汚水ポンプ腐食について』=南口翼(中川支社運転管理担当技師)

 ▽『台風19号における古利根川流域の対応状況について』=松本英之(古利根川支社水質管理担当担当課長)

 ▽『沈砂池ポンプ棟設計におけるBIM/CIMの活用』=今村真之(荒川左岸南部下水道事務所工務修繕担当技師)

 ▽『北部流域処理場の汚泥処理施設について』=吉田喜一(荒川左岸北部下水道事務所設備担当主任)

 ▽『下水道管(橋梁添架区間)からの漏水対策について』=淺木優弥(荒川右岸下水道事務所工務修繕担当技師)

 ▽『中川流域処理場の流入ゲート室における防食工法の検討』=佐々木駿(中川下水道事務所工務修繕担当技師)

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら