水資源機構は災害時等における応急対策業務に関する協定の締結企業を4月17日まで追加募集している。地震・豪雨等異常な自然現象、大規模な事故災害、長期にわたる異常渇水の発生時に関東管内で所有する配備機材の運転・輸送・配置などを行うもの。
応募資格は2019・20年度入札参加資格者のうち土木一式工事、機械設備工事または電気工事の認定のある者など。協定締結者は総合評価落札方式による工事入札において、企業の技術力で「地域貢献度」を設定している場合に加算評価される。
業務の実施範囲は茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県および東京都(離島を含む)内。ただし、必要に応じて協議のうえ実施範囲を拡大できるものとする。協定期間は機構もしくは協定企業が解除を求めるまで無期限。
問い合わせは、危機管理監付(電話048-600-6544)まで。
配備機材の種類と場所などは次のとおり。
▽クレーン付きトラック(8t)=利根導水総合事業所、霞ヶ浦用水管理所、群馬用水管理所榛名流況安定化施設
▽ポンプ車(22t)=利根導水総合事業所
▽ポンプ車(8t)=千葉用水総合管理所返田機場
▽可搬式浄水装置(2号機)=利根導水総合事業所