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国土交通省

【能力評価基準】4職種追加で全35職種が認定に

2020/04/01 本社配信

 建設キャリアアップシステムとの連携により建設技能者一人一人の技能と経験を客観的に評価し、保有資格や就業日数に応じて4段階のレベルに分ける能力評価基準で、新たに「配管」「建築板金」「標識・路面標示」「土工」の4職種(6団体)が31日付で国土交通省から認定された。申請者は配管が全国管工事協同組合連合会、日本空調衛生工事業協会、日本配管工事業団体連合会。建築板金が日本建築板金協会。標識・路面標示が全国道路標識・標示業協会。土工が日本機械土工協会。これにより登録基幹技能者講習を行う35職種全ての実施機関が能力評価基準を策定したことになる。

 認定を受けた職種では、基準に従い技能者の経験、知識・技能、マネジメント能力に応じて4段階のレベル判定が行われ、レベル別に色分けされた4種類の建設キャリアアップカードが技能者本人に交付される。

 今回の6職種では、最高位のレベル4の評価基準は、いずれも就業日数が10年(2150日)、職長として3年(645日)の就業日数を求める。保有資格では、優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)や登録基幹技能者の資格取得などが必要となる。

 レベル3の評価基準では、4職種全て就業日数は7年(1505日)を要件に設定。職長または班長としての就業日数は、全て1年(215日)とし、それぞれに必要な保有資格を定めた。

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