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茨城県古河市

順次発注し工事/思川浄水場更新など推進/20年度水道事業

2020/04/04 日本工業経済新聞(茨城版)

 古河市の2020年度水道事業によると、思川浄水場の設備更新を推進するほか、仲の橋架け替えに伴う配水管敷設替え、三和浄水場のろ過設備と電気設備の更新などを実施していく。順次発注し、秋ごろから工事に入っていきたい考えだ。

 思川浄水場では老朽化を踏まえ、施設の更新を推進。20年度は粉末活性炭注入設備工事に4億4000万円、ろ過池制御弁更新工事に2887万5000円、ガスクロマトグラフ質量分析計更新に2687万3000円、電源設備工事に660万円、逆洗流量調節弁更新工事に440万円を設定した。

 配水管関係では県が整備を進める十間通り「仲の橋」をはじめ、市内全域で敷設や敷設替えを実施する計画。

 敷設工事(計L約3㎞)に1億2809万9000円、敷設替え工事(計L約6㎞)に4億5629万3000円、土地改良地内移設に3410万円、消火栓設置に1650万円を充てる。

 三和浄水場ではろ過設備と電気設備の更新を19~20年度の2カ年で進めている。20年度は工事費3億1570万円を設定。施工は福井電機㈱茨城営業所(水戸市)が担当。工期は21年2月25日まで。

 なお20年度水道事業会計における資本的支出は24億56万9000円で対前年度比8・2%の減となった。

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