記事

事業者
新潟県佐渡市

相川認定こども園建設へ本年度中にも造成工事

2020/04/09 新潟建設新聞

 佐渡市は、相川認定こども園の建設へ、12月議会で造成工事の請負契約の承認を予定している。造成工事費は9月補正予算に提案したい考えだ。

 新保育園は相川保育園(相川南沢町)とあいかわ幼稚園(相川一町目地内)の2園を統合し、相川中学校下の市有地および寄付を受けた敷地3870㎡での建設を計画する。建設地は傾斜しており平地が少ないため造成および法面の補強を行う必要がある。

 市では現在のところ2022年4月の開園を目標としており、施設定員については、およそ90人を想定する。園舎の規模は平屋建て、900㎡程度、園庭は600㎡程度を計画。園舎の建築工事では、本年度に学校施設環境改善交付金の申請を行い、早ければ3月補正予算に建設費を計上。21年4月下旬に入札を行い、同年6月議会で工事請負契約の承認を諮る。

 7日には、新園舎基本設計の指名競争入札と造成実施設計・開発申請業務の一般競争入札を執行し、基本設計は藤田設計、造成実施設計はオリスが落札した。

 園舎の実施設計については、6月補正予算で費用計上する見通しだ。


【写真=相川こども園建設予定地】

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら