五泉市は（仮称）市営南本町住宅建設工事第一工区の制限付き一般競争入札をゴールデンウイーク明けに公告し、５月下旬に入札を執行する。入札は▽建築本体▽電気設備▽機械設備▽外構―の４分離で行う。６月議会で契約の承認が得られれば、７月ごろの着工、２０２１年３月の完了を予定する。

　五泉地区では公営住宅が少ないことから、メゾネットタイプの子育て世帯12戸（３棟）と、単身高齢者向け住宅12戸（２棟）の計24戸の市営住宅を建設し、住環境の向上を図る。

　本年度を第１期、21年度を第２期とし２カ年で工事を実施。各６戸ずつに分け整備を行っていく。

　施設規模は、１棟当たり子育て世代がＷ造２階建て、延べ床面積79・３㎡。単身高齢者向け住宅がＷ造平屋建て、床面積36・６㎡。

　工事は建築本体のほか、電気設備では照明器具、電気配線工事各一式。機械設備では給排水・換気・衛生器具設備工事。外構は約１１００㎡のアスファルト舗装やフェンス設置、乗り入れ工事を行う。また同工事の監理委託についても大型連休明けに指名競争入札を実施する予定だ。

　建設場所は南本町地内にある南公園隣接地約４４３４㎡。

　本年度予算で工事監理委託料６７１万３０００円、工事費２億３０２５万２０００円を計上。第２期工事には実施計画で事業費２億６００２万４０００円を計上。総事業費に５億円を盛った。

　設計は、鈴木設計企画が担当した。

【写真＝南公園の隣にある建設予定地】