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小柳建設が緊急事態宣言受け社員に支援金支給

2020/04/15 新潟建設新聞

 小柳建設(小柳卓蔵社長、本社・三条市)は、新型コロナウイルス対策として社員に給付金を出すことを決めた。政府の緊急事態宣言の該当地域で生活、勤務している社員を対象に4月8日~5月6日の期間で、1日3000円、社員一人当たり8万7000円を支給する。対象期間には、有給休暇取得日や欠勤日、土日祝日も含まれる。

 小柳社長は「緊急事態宣言発令対象地域で働いてくれている社員も多くいる中、少しでも社員がこのような状況で過ごしやすい様に支給を決めた」とし「当社の社員だけでなく、その家族も含めて感染しないように十分な予防対策を徹底してほしい」とコメントしている。

 支援金は不要不急の外出自粛に伴い、自宅や宿泊先で生活するための費用や高騰するマスク、アルコール消毒等の購入費に充ててもらう。

 このほかに同社では、不要不急の打ち合わせや従業員の外出・出張、来訪などを自粛するほか、緊急事態宣言発令期間中は東京支店を閉鎖。また休校、休園が発生した場合の従業員の特別休暇取得制度も設ける。

 原則、工事現場の稼働は継続するが、時間差出勤の推進や現場内の3密(密接、密集、密閉)を避け、現場事務所の喚起、屋外での朝礼・打ち合わせの実施のほか、手洗い、マスク着用、アルコール消毒等の防止対策、体調管理の徹底に努める。

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