鴻巣市は16日、第２庁舎跡で民間活力導入可能性調査を行うための公募型プロポーザルを開始した。参加申込書の受領期限は28日正午。５月１日に提案者を選定し、同月20日まで提案書を受け付ける。同月26日のヒアリングを経て６月５日に結果通知、同月中旬に公表する。委託期間は２０２１年３月12日まで。当初予算に計上した７００万円を上限額とする。

　提案内容は19年度に実施した中央公民館地域の民間活力導入可能性調査結果を踏まえた上で、乳幼児や児童も含む多世代の施設利用を前提とする。また、教育・文化に関する多様な空間利用が可能となる活用方法を検討するよう求める。

　業務内容は▽条件整理▽利活用価値のヒアリング▽市民ワークショップの開催▽民間活力導入方針の検討▽モデルプラン作成▽市場調査▽ＶＦＭの算出▽総合評価――など。

　第２庁舎（東３－72－２）はＳＲＣ造２階建て、延べ床面積１４７７㎡で、１９７０年に竣工した。駐車場を含む敷地面積は７４６８㎡となっている。