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新潟県土木部

県民会館の天井落下防止工事9月議会めどに発注

2020/04/24 新潟建設新聞

 県土木部営繕課は、県民会館の天井落下防止対策他大規模改修工事を▽建築本体▽電気設備▽空調設備▽衛生設備―の4分離で発注する。建築本体工事のみ議会案件となり、9月議会での工事請負契約の承認を諮る。早ければ6~7月ごろの公告が想定される。

 本年度当初予算では、県民会館施設整備費に15億9400万円を計上し、天井落下防止対策など改修工事を実施。工期には約15カ月間を想定する。現在の施設はRC一部S造地下2階、地上4階建て、建築面積4517・37㎡、延べ床面積1万2194㎡。1730席の大ホールをはじめ小ホール、会議室、ギャラリー、食堂、喫茶室などを備える。1967年に竣工し、築51年が経過。過去に大規模改修や耐震補強工事が実施されているものの、工事から20年以上がたち老朽化が進行しているほか、大ホールは吊り天井であるため対策が必要となっていた。同施設では、現在のところ2020年9月12日~21年3月31日の期間を全館休館とし改修工事を行う。

 設計は佐藤総合計画が担当している。


【写真=改修に入る県民会館】

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