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埼玉県

県補正は新型コロナ対策で投資的経費3億円増

2020/04/28 埼玉建設新聞

 県は一般会計補正予算案(第3号)を30日開催の臨時議会に上程する。新型コロナウイルス感染症対策に関連する予算が主な内容。可決されれば投資的経費は3億5438万4000円増の累計総額1700億4053万8000円となる。建設関連では、簡易陰圧装置・換気設備の設置へ助成金8億7280万円、入院医療機関に対する同設備助成金3億9256万5000円、県職員テレワークに係る環境整備費4958万5000円などを計上した。

 事業継続に困っている中小企業・小規模事業者などを支援するため、支援金121億円、コールセンター設置など中小企業からの相談対応体制整備費6382万円、テレワーク緊急導入に向けた中小企業への支援金6072万9000円なども予算化する。また基金設立に伴い、地域整備事業会計が一般会計に100億円を貸し付ける。なお地域整備事業で予定する工事などに影響はない。

 予算化されれば、一般会計全体に511億781万円を追加し、累計総額2兆125億4245万3000円となる。

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