香取市福祉健康部高齢者福祉課は13日、「香取市高齢者保健福祉計画・第８期介護保険事業計画策定支援業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書の提出を５月27日まで受け付ける。６月５日に企画提案書等の提出を締め切り、同17日にプレゼンテーションを実施し、優先交渉権者を選定する。ただし、引き続き新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が発令されている場合は、プレゼンテーションを行わず、企画提案書及び見積書等により選考を行う。

　履行期間は２０２１年３月31日まで。提案上限額は３４１万８０００円（消費税込み）。参加資格は、入札参加資格者名簿の委託（大分類「調査・計画」、中分類「健康・福祉計画」）に登録され、過去10年以内に地方公共団体等から同業務と同等または類似した業務を受注した実績があること、など。

　同計画は21～23年度の３か年を計画期間とする。業務は、計画の策定にあたり、市の現状や課題、市民の高齢者福祉・介護保険制度に関するニーズや意識等を的確に捉え、急速に進む人口減少・少子高齢化といった時代の潮流や取り巻く環境に対応し、市の総合計画や国の制度改正等と整合を図り、中長期的な視点に立ち、地域の実態に即した持続可能な計画を策定する。

　主な業務内容は▽計画の策定及び支援業務▽基礎調査・分析▽会議等運営支援――など。

　計画の策定及び支援業務では、介護予防・日常生活圏域ニーズ調査及び在宅介護実態調査等の結果を基に、地域の特性や実態に即した有効な施策の検討及び計画の策定を行うとともに、計画策定に関わる現状分析・課題整理・提言・調整・計画内容の検討等の計画策定支援業務を行う。基礎調査・分析では、基礎資料・データの整理及び分析を行い、国の地域包括ケア「見える化システム」を活用し、サービス量を推計する。

　今後、香取市高齢者保健福祉計画・第８期介護保険事業計画策定委員会を開催し意見を聞くとともに、パブリックコメントを実施し、市民の意見を取り入れながら計画をまとめていく。委員会は年度内に３回程度の開催を予定している。