記事

事業者
新潟県新発田地域広域事務組合

新発田消防署改築を計画 新埋立処分場建設等も 20~24年度実行計画策定

2020/05/20 新潟建設新聞


 新発田地域広域事務組合は2020年~24年度までの実行計画をこのほどとりまとめた。主な事業に消防本部・新発田消防署、豊浦出張所の改築事業や新発田広域エコパークの埋立処分場建設事業などを盛り込んでいる。


 新発田消防署(新発田市新栄町1-8-13)は築38年が経過。老朽化や狭あい化していることなどから改築を計画する。21年度に測量・地質調査、設計業務で5234万円、22年度に基本設計へ5049万6000円、23年度には実施設計に1億5674万8000円、24年度は建設本体工事・工事監理に7億8486万7000円を充てる。総事業費に10億4445万1000円を投入し、21~26年度までの5カ年で整備を進める予定。

 建設場所や規模については現在協議中としているほか、広域合同庁舎(中央町)との統合も視野に入れ検討を進めていく考え。

 既存施設規模はRC造(一部S造)2階建て、延べ床面積1309㎡。敷地面積は6701・89㎡。

 豊浦出張所(新発田市乙次)の改築には21年度に測量、地質調査および設計業務で2483万8000円、22年度に改築整備工事へ1億7747万5000円、23年度には解体工事に1331万円の総額2億1562万3000円を計上した。同出張所は1972年に竣工した建物。既存施設の規模はRC造平屋建て、床面積139㎡。

 また消防庁舎関係では胎内消防署、聖籠分署の建て替えも計画。胎内署(胎内市新和)は2020・21年度の用地選定、22年度の住民説明会実施。聖籠分署(聖籠町諏訪山)は22・23年度の用地選定、24年度の住民説明会実施を予定する。

 新発田広域エコパーク(新発田市金津)の埋立処分場建設事業では、現施設の埋立終了後の次の処分用地、処分方法および実施計画の策定等に着手するため本年度は用地検討に9万3000円を計上。21年度には地域計画策定事前調査に605万円、22年度には地域計画策定に1364万円、23年度は用地取得・基本計画に2億8050万円、24年度には環境影響調査、測量、地質調査、基本設計に7954万4000円を配分した。既存施設規模はRC造、床面積1604㎡。埋立量は01年の供用開始から18年度末で埋立率59・4%となっている。


【写真=新発田消防署の建て替えを計画】

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら