新潟県建設業協会は、15日より会員企業の新規入職建設従事者を対象とした「土木・建設基礎訓練コース」を新潟テクノスクールで開講した。会員企業13社の21人が６月19日までの約１カ月間にわたり土木や建設に関する技能、知識を学ぶ。ことしは18歳～27歳まで、社歴も４月入社から３年目とさまざま。女性やベトナム人受講生の姿もあった。

　同講座は、入職者を対象に２０１７年度から開かれており、厚生労働省や新潟県建設産業マンパワーアップ支援事業などを活用し、新潟県、新潟テクノスクール、キャタピラー教習所新潟教習センターの協力で実施される。玉掛け、小型移動式クレーン、小型車両系建設機械など通常は個別で受講が必要な資格も期間中に取得することができる。今回から新たに刈払い機取扱い作業者安全教育の講座が追加された。

【写真＝１カ月間の講座で開校式】