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栃木県宇都宮市

宇都宮市、篠井小体育館8月着工、長寿命化改修、21年度にトイレ増築

2020/05/23 日本工業経済新聞(栃木版)

 宇都宮市は、篠井小学校(下小池町569-37)の体育館長寿命化改修工事を7月以降に発注する。2020年度はアリーナ部分の改修工事、21年度は体育館南側で増築工事に取り組む。アリーナは8月に着工し、21年3月の完了予定。増築は21年4月以降に着工し21年7月に完了する計画。総工費は2億1522万円。今年度の工事費は1億5065万円。長寿命化改修に伴い管工事や電気設備工事にも着手する。

 敷地南側にS造平屋建て延べ148平方mを増築。増築個所にはトイレや体育器具庫、更衣室、放送室を配置する。アリーナは老朽化が著しく改修する。増築工事は現在のアリーナ北側に体育器具庫を後付けしたことで使い勝手が悪くなっため。実施設計は公和設計(宇都宮市)が担当した。

 篠井小体育館は1972年建設。S造2階建て延べ541平方m。児童数は98人(4月1日現在)。

 工事は学校施設長寿命化計画(20~29年度)に基づいたもので、篠井小体育館が初の実施個所となる。計画では長期使用を見据えた建物の安全性確保や施設機能回復を確実に実施する。目標使用年数を80年以上に設定。建築後45~50年程度で改修し、40年以上の使用を目指す。

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