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アパグループのホテル&マンションが起工

2020/05/26 新潟建設新聞

 総合都市開発のアパグループ㈱(元谷外志雄代表、金沢市大和町)が計画する(仮称)アパホテル&リゾート〈新潟駅前大通〉と(仮称)ザ・プレミア〈新潟駅万代〉の起工式が21日に新潟市中央区万代5丁目の建設地で挙行された。地元、工事関係者らが出席し、元谷代表らによる神事が執り行われ、工事の安全を祈願した。

 ホテルとマンションの一体開発としては同社で東日本最大級のプロジェクトであり、元谷代表は「新潟のシンボル的なプロジェクト。観光客、インバウンドだけでなく地元の人にも楽しんで使ってもらえる。多くの方にご利用いただき地域の起爆薬となって賑わいが増えることで、周辺の開発を促し、まちづくりに寄与したい」と意気込みを語る。

 中原八一新潟市長はあいさつで「まちづくりに明るい展望を示し、元気を与える事業」と期待を寄せた。

 計画ではアパホテル&リゾート〈新潟駅前大通〉としてS造19階建て、建築面積1731・21㎡、延べ床面積2万2746・28㎡、1001室の客室をはじめ大浴場・露天風呂・プール・ジム等が充実した施設を建設。

 マンションは、ザ・プレミア〈新潟駅万代〉としてRC造地上19階、地下1階建て、建築面積1812・53㎡、延べ床面積2万1705・87㎡を計画。1LDK(44・06㎡)~3LDK(99・26㎡)の全22タイプで構成され213台分の駐車場も確保する。

 竣工はホテルが2022年3月末、マンションが22年8末を予定。施工は熊谷組・加賀田組・植木組JV、デザイン監修を辻本デザイン事務所、設計・監理は日企設計が担当する。

 施工を担当する熊谷組の岸研司北陸支店長は「事業展開の意義を受け止め設計者の意図を理解し共同企業体の力を結集して技術力の粋を集め施工に当たる」と決意を述べた。


【写真=ホテル&マンション完成予想図、神事を行う元谷代表】

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