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埼玉県春日部市

春日部市が科学技術学習児童館基本構想策定プロポ

2020/06/04 埼玉建設新聞

 春日部市は「(仮称)科学技術学習児童館」の新規整備に向け、基本構想の策定に着手する。基本コンセプトのほか、施設の導入機能・建設候補地・整備運営手法・概算事業費・整備スケジュールなどを検討し、2021年3月16日までに構想を固める。

 基本構想策定業務の公募型プロポーザルを1日に公告した。参加申込書と技術提案書の提出を15日~7月6日まで受け付ける。「建築関連コンサルタント」の登録がある業者が参加できる。

 7月7日~13日に1次審査(書類審査)を行い、同17日にも選考結果を通知する。2次審査(ヒアリング審査)は7月下旬ごろ実施し、同下旬中の委託先特定を目指す。予定価格は968万円(税込み)。

 建設候補地については、既存児童センターへのアクセスや周辺環境などに配慮して最適地を抽出する。周辺施設と複合化する可能性も検討していく。整備運営手法では、PFIなど民間活力を生かした手法を検証する。

 市は施設整備の基本的な考え方として、▽自然への親しみや発見を提供する▽思いやりの心を育てる▽好奇心や考える心を養い、学ぶ喜びを体験する▽自分で学び、探求することで、解決する力を育てる――の4点を掲げている。

 基本構想の確定後、基本・実施設計、工事へと移行していく。

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