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新潟県弥彦村

枝豆選果場建設地は井田のJA倉庫隣に

2020/06/09 新潟建設新聞

 弥彦村が新たに整備する枝豆選果場の建設地が井田地内に正式決定した。JA倉庫の隣接地で、敷地面積は約1000㎡。JR弥彦線沿い、弥彦小学校から200mほどに位置する。

 近くボーリング調査を指名競争で発注し、その後造成工事に着手する。本年度当初予算にボーリング調査費750万円、造成工事費1300万円を計上している。

 2021年度に工事に着手できるよう準備を進め、2022年の稼働を目指す。順調ならば、本年度中に建屋と導入機器の設計まで行いたい考えだ。

 総事業費は約5億3000万円。当初、販路拡大を目的に急速冷凍倉庫を導入する計画で13億円としていたが、今回は導入を見送り、冷蔵を主とする。

 現段階で想定する施設はS造2階建て、延べ床面積は約800㎡。洗浄・選別・袋詰めまでの作業を一貫して処理する機器を導入する。村全体の枝豆作付面積は約26haで、選果場の最大取扱量は1日4tほどを見込んでいる。

 選果場の整備は弥彦村が行い、運営については生産者・JA越後中央・村で立ち上げた協議会が共同で行う。JAが事務局となって、作付けの種類や時期などの生産方針を調整する。


【写真=枝豆選果場予定地】

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