建設業労働災害防止協会新潟県支部(植木義明支部長)の本年度代議員総会が10日、新潟市内のホテルオークラ新潟で挙行された。任期満了に伴う役員改選では植木支部長ら新理事が選出。今後、協会本部の会長より植木氏への支部長が委嘱される予定だ。
植木支部長は「各企業には、より一層の安全衛生管理活動が求められる。皆さまには1つ1つの課題解決に向け、着実な取り組みをお願いしたい」と呼び掛け、積極的な労働災害防止活動の実践に期待を寄せた。
議事では2019年度事業報告や20年度事業計画案などが審議され、いずれも大きな拍手で承認された。本年度も引き続き「墜落・転落災害防止」を最重点対策に位置付け、一昨年に制度化されたフルハーネス型安全帯使用作業特別教育をはじめ、足場組立て等の特別教育、施工管理者のための足場点検実務者研修などを開催するとともに、同協会が独自に実施する墜落・転落災害撲滅キャンペーンを展開する。
当日は厚生労働省新潟労働局の幹部が祝意に駆け付け、各事業所における労働災害撲滅に向けた各種取り組みをたたえた。
【写真=本年度事業計画などを承認された、植木支部長】