北陽建設(大町市)の社員有志で構成する北陽ボランティアクラブ(鮎貝悟代表)は10日、本社近くを流れる農具川と県道51号大町明科線で、ゴミ拾いをなどの環境美化活動を行った。
例年は5月の連休明けに第1回目の活動を行っていたが、新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴う緊急事態宣言を受け、約1カ月遅れでの活動開始となった。
就業後の午後5時過ぎに会員や本社社員ら約40人が参加し、大町市社の北陽建設本社を中心に農具川の館の内・昭和橋から山下・丹生子橋間約1.5㎞の河川内と両脇管理道および県道51号大町明科線のゴミ拾いなどを1時間余り実施した。鮎貝代表は「新型コロナウイルスの影響で活動を控えてきたが、一時終息が見えてきたので今年度も活動していきたい」と語った。今回のボランティア活動では6月に入り気温も上がっていることから、塩分補給のタブレットや飲み物を配り、熱中症対策にも気を配っていた。
同ボランティアクラブは、2006年に発足して以来活動を続けており、今年で15年目を迎える。