地方独立行政法人長野市民病院(長野市富岳1333-1、池田宇一理事長)は増築・改修工事基本設計業務の公募型プロポーザル方式で、最優秀者に伊藤喜三郎建築研究所(東京都)を選定した。委託費上限額は3820万円(税抜)。業務は12月までに完了させる。実施設計と施工は一括発注(デザインビルド)方式を採用。事業者の選定は2021年1~4月に予定している。建設予算上限額は24億1900万円(税抜、設計監理費を除く)。着工は22年2月を見込む。
プロポーザルのプレゼンテーションは6月12日に実施。18日に結果を公表した。次点の優秀者は共同建築設計事務所(東京都)。
増築棟はRC造地上2階程度約4060㎡、既存棟の改修はRC造地上6階合計約4590㎡。外構(側溝・駐車場、通路、駐輪場、植栽等)も行う。
予定スケジュールによると、基本設計を12月までに策定。実施設計・施工者の選定は21年1~4月に実施する。その後、実施設計を22年1月までに完了させ、翌2月から増築棟の施工に着手。年内に竣工させる。既存改修の施工は23年1~10月に行う。