川上村は新庁舎・交流防災センター実施設計業務の指名型プロポーザルで、事業者にエーシーエ設計(長野市)を特定した。6月補正予算では実施設計委託料として2021年度の債務負担行為を含め1億7170万円を措置している。
今年2月に策定した建設基本計画によると、新庁舎は現庁舎の南側に建設し、完成後に現庁舎を取り壊す。計画床面積は3000㎡程度。建設事業費の上限は20億円とする。
基本設計を20年度中、実施設計を21年度中に策定。同年度中に建設工事に着手し、22年度末の竣工を目指す。現庁舎の解体工事は23年度、外構工事は23~24年度にかけて計画している。
事業者の選定に当たっては指名型プロポザール(提案)方式を採用。県内企業6者(企業名は非公表)を指名し、6月12日にプレゼンテーション・審査を行った。