河内町の6月補正予算案が11日の町議会最終日に承認された。主なものでは幼保連携型認定こども園整備の設計測量などに5059万3000円、水と緑のふれあい公園駐車場整備に4376万3000円を設定。このほか廃校利活用として旧みずほ小学校や旧河内中学校の改修で予算を計上している。
認定こども園整備では現在の「かわち認定こども園」と「かなえつ認定こども園」を統合し、小中一貫校「かわち学園」の東側に新施設を建設する計画。今補正では実施設計委託に2970万円、敷地測量委託に437万8000円、土地購入に1651万5000円を付けた。
水と緑のふれあい公園駐車場整備では工事費に4133万3000円、設計委託料に243万円を配分。公園の東側に位置する第1駐車場と第2駐車場の間に、新駐車場を整備する予定だ。
廃校利活用では、旧みずほ小学校で校舎教室への教育委員会の移転に向けてトイレや消防設備などの改修に2255万5000円、旧河内中学校で事業者や地域住民への貸し出しに向けて設備改修に557万1000円を充てる。
一般会計全体には2億4845万6000円を追加し、総額を56億3103万8000円とした。