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栃木県野木町

野木町、20~25年度財政計画、小学校大規模改修に5億、道路新設改良6.7億

2020/07/10 日本工業経済新聞(栃木版)

 野木町は、第3期財政計画(2020~25年度)をまとめた。重点事業として、道路新設改良に6億7519万円、小学校校舎大規模改修に5億414万円、逆川排水機場(友沼)の耐震補強に1億2800万円を計上。道路新設改良は20~25年度、小学校校舎大規模改修は21~24年度、逆川排水機場耐震補強は20~21年度の実施を計画している。

 道路新設改良では佐川野小の通学路となっている1級幹線5号線(若林)の歩道拡幅、野木工業団地内の2級幹線5号線と1級幹線1号線の道路冠水解消に伴う改良工事に着手。小学校校舎大規模改修では22年度に佐川野小、24年度に新橋小で内外壁と屋根の改修を予定。

 逆川排水機場では20~21年度に鉄筋補強が中心の土木工事を実施。10月着工を目指す。事業費は20年度が3800万円、21年度が9000万円を設定している。実施設計はNJS(東京都港区)が担当。22~23年度には建築工事を計画している。機能強化を図り、突発的な豪雨災害に備える。

 このほか、地籍調査に2億2245万円、中谷地区土地改良に1億9621万円を配分。ともに20~25年度に実施する。

 財政見通しでは21年度76億9000万円、22年度78億円、23年度75億8000万円、24年度77億円、25年度76億4000万円。維持補修費に21年度4381万8000円、22年度4401万3000円、23年度4865万4000円、24年度4394万9000円、25年度4561万5000円を措置。

 26~30年度の財政シミュレーションでは、26年度76億3000万円、27年度76億4000万円、28年度76億5000万円、29年度76億7000万円、30年度77億円。維持補修費に26~30年度各4561万5000円を計上した。

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