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長野県飯田市

飯田市長と建築設計団体がコロナで意見交換

2020/07/15 長野建設新聞

飯田市の牧野光朗市長は13日、同市役所内で長野県建築士会飯伊支部(福澤健治支部長、吉川建設)と長野県建築士事務所協会飯伊支部(松井吉隆支部長、エフエムディー設計)と新型コロナウイルス感染症の影響などで意見交換した。

当日は市側から牧野市長のほか北沢建設部長、鋤柄地域計画課長らが出席。協会からは建築士会から2人、建築士事務所協会から6人の役員が出席。冒頭のあいさつで牧野市長は「新型コロナウイルスの影響は大変大きなものがある。地域経済を再生させるためにも各種団体の皆様から意見を聴き、対応を進めていきたいと考えているので、日頃考えていることを率直に聞かせてほしい」と呼びかけた。

最初に市側から、新コロナ禍における建築設計業への影響や現状についてきかれると団体側は「規模の縮小などを聞く」「お施主様の売上が変動し、本年度の実施を見送られた」「今の仕事はある。ただ、この先が見えない」など、公共を中心に現状の仕事はあるが、民間などは影響が一部で出ていることや、今後の冷え込みを懸念した。

またインターネットを活用したオンライン会議やテレワークについて聞かれると団体側は「意外と使えると思った」「今ではオンライン会議が当たり前になったが、こんなに便利なものかと思った。思っていたよりも抵抗感なく使えるし、何より参加型会議に要する移動時間を関がれればメリットが大きい」と、総じて評価する声が多く聞かれた。牧野市長も「ウェブ会議は4月以降主流になっている。皆様と同様、結構使えると思った。特に私の経験で言えば、掛け持ちができるのが良い」と感想を語った。

飯田市長と意見交換

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