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建設防水協会が県施設でボランティア

2020/08/20 山梨建設新聞

 県建設防水協会(土屋仁会長)は7日、甲府市大津町の県立中小企業人材開発センターで、雨漏りの補修工事を行うボランティア活動を実施した。防水関連の技能試験の会場になっている同センターに、感謝の気持ちを示そうと企画。同センターでのボランティアは昨年度に続き2回目となる。厳しい暑さの中、会員企業が参加し、作業に汗を流した。

 事前にセンターにボランティアを打診したところ、入口ロビーにある天窓から雨漏りがあることが分かった。協会活動の調整役を担う山根委員長は「ロビーに水たまりができるほど雨漏りがあると聞いた。2階より上にある窓は漏水に気付きにくい。建物や電子機器に悪影響もあるため、早急に対応することにした」と経緯を話した。

 作業員は猛暑の中、ガラス8枚で構成された天窓を取り囲み、一斉に作業を開始。途中休憩を取りつつも、シーリング材の固まる時間を計算しながら手早く作業を進めた。

 土屋会長は「コロナ感染症に配慮し、密にならないよう交代しながら作業を進めた。今後もこうした活動を行い、地域に貢献していきたい」と話している。



【写真1=猛暑の中、集中して作業】

【写真2=地元への感謝の気持ちで】

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