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山梨県甲斐市

年内に第1工区入札 甲斐市の双葉中大規模改修

2020/08/22 山梨建設新聞

 甲斐市は8月補正予算案に事業費を計上した双葉中校舎の大規模改修(第1工区)について、年内に入札を終え、12月市議会での施工契約承認を目指す。老朽化が進む校舎について、設備を含め全面的に整備し直すほか、トイレや更衣室を増築。工事は2カ年で計画しており、同予算案に第1工区の設計監理費464万2000円、工事費2億3716万円を計上した。

 教育総務課によると、改修する校舎はRC(一部S)造4階建て、延べ床面積は3076㎡。内外装に加え照明などの電気設備、機械設備も改修する。増築する校舎はS造4階建て、延べ床面積は286㎡。各階にトイレを新設するほか、職員用の更衣室を1カ所設ける。設計は野口一級建築設計事務所が作成した。

 工事は2021・22年度の2カ年で行う予定で、工区ごとに入札を行い発注する。第1工区は主に外装部分、第2工区は内装部分の工事を行うという。

 第1工区は年末までに入札を終え仮契約。12月市議会で施工契約の承認が得られれば、準備工に入る。できるだけ学校行事に影響がないよう、本格的な工事は来年度に入ってからとなる。続く第2工区も来年度中に入札・契約を終える見通しだが、着工・完成は翌22年度を予定している。

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