コジマ（小島専吉代表取締役、新潟市中央区）が、新潟市中央区有明大橋町地内で計画する複合ビル新築工事は着工を迎え、19日には建設地で関係者らによる地鎮祭が執り行われた。

　計画では有明大橋町３－30地内、西大通り沿い第四銀行関屋中央支店隣の敷地１２００・３３㎡で、サービス付き高齢者向け住宅や医院、薬局、事務所が入る複合ビルを建設。施設規模はＳ造４階建て、延べ床面積２７６４・７１㎡。設計・施工は田中組が一括で担当し２０２１年７月31日の完成を予定する。

　式典では、小島代表による鍬入れや田中組の田中康太郎社長の鋤入れの儀などの神事が執り行われ、工事の安全を祈願した。

　小島代表は「建設地は旧新潟競馬場の正門があった歴史的に拠点となっていた土地。高齢化社会の中で、地域に愛され貢献できる施設としてランドマークとなることを期待する」と語る。

　工事を担当する田中組の小林秀夫統括所長は「近隣には昔から住んでいる人が多く、工事の安全はもとより地域とのコミュニケーションを図りながら工事を進める。新型コロナウイルスや熱中症にも配慮して安全作業に努める」と決意を述べた。

【写真＝参加者全員で記念撮影、施工を担当する田中社長、神事を執り行う小島代表】