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(福)仁成福祉協会

11月の着工を予定 RC造5階8246㎡ 特養おもと園移転新築

2020/08/27 新潟建設新聞

 【新潟市中央区】社会福祉法人仁成福祉協会(小林脩理事長、新潟市江南区曽川)は、新潟市中央区女池で計画する「特別養護老人ホームおもと園の移転新築工事を11月1日に着工する予定で現在入札公告の準備を進めている。

2022年1月31日の完成、同年春の開所を目指す。

 移転場所は、新潟市中央区女池西2-506-3地内で市道紫鳥線通沿いのシャトレーゼ女池店前の敷地5101・96㎡。

 施設規模はRC造5階建て、延べ床面積8246・74㎡、建築面積2741・66㎡。定員は特別養護老人ホーム100人のほかショートステイや居宅介護支援事業事業所などのサービスを予定する。

 建物の高さは20・68m。基礎工は杭基礎を採用。敷地内に34台分の駐車場、自転車・バイク駐輪場を完備するほか、受水槽・ポンプ室、物置場なども設ける。

 既存の特別養護老人ホームおもと園(中央区鳥屋野4-17-5)は1986年に竣工した建物で築34年が経過。建物本体や設備等が老朽化しているため移転新築する。

 設計は安井建築設計事務所(東京都千代田区)が担当する。

 なお、同法人は、このほど国土交通省の2020年度既存建築物省エネ化推進事業(建築物の改修工事)において、補助の採択を受けたことから、江南区にある特別養護老人ホームにいがた新生園の新館で空調設備およびLED化の工事も予定している。同工事についても今後準備を進め、秋ごろの着工を目指す。


【写真=女池IC近くにある建設予定地】

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