小新流通東土地区画整理事業が８月31日に着工し、現地で安全祈願祭が挙行された。土地区画整理組合、業務代行、施工関係者ら20人が出席して神事が執り行われ、工事の安全を祈願した。

　場所は新潟市の新たな工業用地確保に伴い民間事業者から開発計画を公募した８地区の一つで、既存の新潟流通センター東側に位置するおよそ８・５ha。企業誘致面積は７・２haで５街区を整備する。

　現在、流通や製造業など進出企業との交渉も進められている。

　事業期間には本年度から２０２４年度末までの５カ年を計画し、23年７月ごろまで造成工事等が行われる。工事費には18億20万円を試算する。

　業務代行は鳥屋野不動産、施工を加賀田組、設計は総合都市開発が担当し、区画道路１㎞、雨水調整池１カ所、その他公益施設を整備。既存の流通業務団地と一体的な土地利用を図り、業務系施設の立地に寄与する用地を整備する。

　造成工事を担当する加賀田組の渡辺幸雄作業所長は「工期内に事故無く無事工事を完了させたい」と語った。

【写真＝鳥屋野不動産布施第ひょと加賀田組阿部支店長（手前）、山本昇土地区画整理組合理事長、総合とし開発山本眞社長】