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茨城県水戸土木事務所

国道245号4車化/水戸市小泉町で改良工や付替工を/那珂川護岸は鋼矢板工

2020/09/12 日本工業経済新聞(茨城版)

 県水戸土木事務所は県常陸大宮土木事務所と共同で、国道245号の4車線化整備を進めている。年内までに水戸市小泉町地内の道路改良舗装工事、市道付替工事、護岸設置工事の発注を予定している。


 道路改良舗装工事では、2車線の車道(W3・25m)と片側歩道(W3m)の全幅12mから全幅25m(4車線、両側歩道)に拡幅する。施工延長は現場の状況などを見ながら調整しているという。

 市道付替工事は、湊大橋付近の将来的な築堤に合わせて市道を付け替えるもの。施工延長は300mを見込む。護岸設置工事では那珂川右岸の延長30mで鋼矢板を設置する。現況は仮設で土のうを積んでいる。

 国道245号は県中央部と県北地域を結ぶ重要な路線として全路線が県地域防災計画の第一次緊急輸送道路に指定されているが、交通容量が不足し慢性的に交通渋滞が生じているため、解消に向け4車線化を進めている。

 水戸土木事務所では、水戸市小泉町~ひたちなか市部田野の全体計画延長4800mのうち、湊大橋から水戸市側の1800mを担当。

 本事業の完了時期は2021年度末ごろ。現在は湊大橋で高欄・防護柵や排水整備などの附帯工事を実施している。


【図=事業区間位置図、写真=改良舗装工事などを計画している】

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