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11月に合同企業セミナーを開催

2020/09/17 新潟建設新聞

 北陸建設界の担い手確保・育成推進協議会の新潟県部会が15日に開かれ、本年度の取り組みや新型コロナウイルス対応の状況などについて意見を交わした。

 2020年度の取り組みのうち、例年開催している合同企業セミナーは11月26日に朱鷺メッセで、Made in新潟新技術展示・発表会との同日開催を予定し、学生約300人の参加を見込んでいる。各企業が10分程度のプレゼン形式とするが、新型コロナウイルス対策から広い会場で密を避けて、人数に応じて分散しての開催を想定する。

 学校側の新型コロナウイルスの影響については、新発田南高校ではハローワーク新発田管内で開いている就職説明会を、ことしは会場、回数を分散して実施したことを説明。「対応を徹底していれは、生徒の派遣は問題ない」とした。一方で新潟大学では対面での授業もままならず、オンラインでの就職指導を行っている状況から、業界団体等に対しても可能な限りオンライン等での説明会などの開催を要請した。

 新潟労働局がまとめた20年3月新規卒業者の職業紹介状況(6月末現在)によると、高校生の建設業への就職状況は県内の求人数2339人に対し、就職者は347人となり前年比で7人増加。充足率は14・8%だった。

 21年3月の中学、高等学校の新規卒業予定者の就職希望調査の結果、1万8555人のうち2989人が学校、職業安定所を通じた就職を希望。うち建設業を希望するのは男子173人、女子8人の合計181人。特に男子では就職希望者全体の9・8%を占め、職業別の割合では3番目に多い。


【写真=各団体とオンラインで協議】

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