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テクノフレックスが新潟工場の拡張計画11月にも工事着手

2020/09/18 新潟建設新聞

 【村上市】各種配管で用いられる管継手専門メーカーのテクノフレックス(前島岳代表取締役社長、東京都台東区蔵前1-5-1)は、村上市内にある新潟工場を拡張する。山辺里295地内の既存工場隣接地約3300㎡に新工場を増設し、工場規模の拡大と設備の充実を図る。

 増築規模は、延べ面積1800㎡を計画し、総投資額には約5億4000万円を想定する(別途用地取得費として9000万円)。11月の着工、2021年6月の完成を予定している。施工者は、現在のところ非公表としているが、県内業者と契約に向けた協議を進めているもようだ。

 新潟工場は1969 年に設立。伸縮管継手(継手事業)の主力工場としての役割を担っており、さらなる生産効率の向上と製品対応力の強化によるマーケット獲得を目的に新潟工場を拡張する。

 増設により新潟工場での伸縮継手の比率を高め、生産効率と技術力を向上させるとともに、近年増加傾向にある発電所など重要な配管に用いられる大型配管の需要にも効率的に対応する。また水道管の更新では200mを越える長尺のフレキシブル継手を使用する大型案件が増加していることから、工場規模の拡大により長尺製品の生産効率も向上させる。

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