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山梨県中央市

中央市がリバーサイド地区で敷設替え 水道管の耐震化推進

2020/11/07 山梨建設新聞

 中央市は上水道管の耐震化を進める。来年度もリバーサイド地区など数カ所を予定する。近年は毎年1300m程度の敷設替えを計画。塩ビ管から耐震性の高いGX形のダクタイル管に取り換える。本年度はリバーサイド・花輪両地区のほか簡易水道を使用している豊富地区の敷設替えを実施。山之神流通団地内の管路については、近隣住民らの負担軽減や事業効率を考え、下水道の工事と併せて敷設替えを行っている。

 上水道課によると、リバーサイド地区については、分譲地「甲府リバーサイドタウン」内の敷設替えを実施中。新山梨環状道路の南側、臼井阿原地内から順次着工しており、本年度までに同地内西側の工事が完了した。施工には丸松やカワスミ、藤正土建らが携わった。来年度は引き続き東側の工事に入りたい考えで、エスティ設計に業務委託し設計を作成している。委託段階での施工延長は1150mを想定。水道課では今後、来年度予算を見ながら詳細な施工計画を立てる。

 花輪地区については桜団地付近の敷設替えを実施。本年度、関総により約327mを施工したことで、「この箇所については一定のめどが付いた」(同課担当者)。豊富地区については木原地内の石綿管を順次敷設替え。本年度は約185mを施工しており、来年度以降も工事は続くという。

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