県道路建設課はこのほど、常陸那珂港山方線(県道62号線)のバイパスに整備する、(仮称)長砂高架橋の詳細設計業務を八千代エンジニヤリング㈱茨城事務所(水戸市)に税込み5775万円で委託した。履行期限は来年3月30日。着工時期は未定。
架設場所は勝田ゴルフ倶楽部の北側の圃場で、ひたちなか市長砂~東海村照沼・村松。
橋長147m、幅員25mで、両側に歩道を整備する。上部工は鋼4径間連続I桁橋。
橋脚は張出式3基で、基礎工は全て場所打ち杭(口径1500㎜、12本)。杭の長さはP1が10・5m、P2が9・5m、P3が9m。
橋台は逆T式2基。A1が直接基礎、A2が場所打ち杭(口径1500㎜、L9m、16本)。
予備設計は昨年度に八千代エンジニヤリングが策定した。
常陸那珂港山方線は、ひたちなか市の常陸那珂港ICから国道245号に接続し、そこから北上して東海村や那珂市、常陸太田市を経て、常陸大宮市で国道118号に至る主要地方道。
そのバイパスとして、国道245号から西側に延伸して東海村船場で国道6号に接続する都市計画道路照沼笠松線(L約6・1㎞)を新設する計画で、長砂高架橋はその一部となる。
【①位置図②側面図】