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群馬県伊勢崎市

伊勢崎市が新保健センター整備構想案を公表

2020/11/17 群馬建設新聞



伊勢崎市は新保健センター・子育て世代包括支援センターの建設基本構想案を明らかにした。2025年4月の供用開始を掲げているため、21年度に基本設計着手、22年度は実施設計を行い、23~24年度の施工となるもよう。新施設は延べ床面積3000~3500㎡を想定、大手町地内の伊勢崎福島病院跡地に建設する。

老朽化と狭小化への対応が課題となっている健康管理センターやあずま保健センター、境保健センターの3カ所を統廃合し、新たな施設を設置する。また、子育て世代包括支援センターを拡充した上で再設置する構想。ユニバーサルデザインとバリアフリーを導入し、誰もが利用しやすい施設を目指す。

想定される諸室は保健センターで◇健診ホール◇健診室◇計測室◇検尿室◇診察室◇保健指導室◇歯科指導室◇保健室◇調理室◇栄養指導室◇個別相談室◇消毒室◇ランドリー-。子育て世代包括支援センターには◇子育て相談室◇発達相談室◇プレイルーム(乳児・幼児)◇託児所-の配置を検討する。

両施設の共有部分は◇備蓄品倉庫◇階段室◇エレベーター室-を設ける。男女トイレのほかに、幼児用トイレと多目的トイレ、授乳室などを設置する。このほか、事務室や会議室、更衣室、診察室なども整備する。

21年度以降の具体的なスケジュールは未定だが、25年4月の供用開始を目指している。施設規模から工事発注は建築・電気・機械の3分離となる可能性が高い。

公共施設等総合管理計画の保健施設個別計画で、延べ床面積2000㎡規模で、整備費7億2000万円を掲げた。また、同計画では統合する健康管理センターなど3施設は解体するとしている。解体までの具体的なスケジュールはこれから調整する。

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