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群馬県渋川市

渋川市は八木原駅関連整備を2021年度に基本設計へ

2020/11/20 群馬建設新聞

渋川市が進めるJR八木原駅周辺整備に動きが出てきた。駅舎と東西自由道路について、早ければ年内にもJR東日本側と基本設計業務に関する協定を締結する。締結後、2021年度早々にもJRが駅舎および東西自由通路の基本設計に着手する。順調に進めば、22年度に詳細設計、23年度の工事着手、25年度にも完成する。駅舎整備に伴い、計画する駅前広場のロータリー整備も並行して進める。東側に関しては、年度内に用地交渉を完了させたい考え。

八木原駅周辺整備は駅の東西を結ぶ自由通路および東西駅前広場、東側アクセス道路の整備を行い、駅周辺の利便性を向上させるとともに、老朽化した駅舎の建て替えを行う内容。

駅舎の建て替えは橋上化の予定で進めていたが、費用面や工事期間などを考慮し、地上駅で建て替える方針に切り替わった。八木原駅は1921年に開業。駅舎はW造平屋で、現在は西側にしか改札口がない。

今後、市は高崎測量(高崎市)により用地測量が完了している東側駅前広場および東側アクセス道路の整備に向け、用地交渉を年末までに本格化させる。

西側についても高崎測量が用地測量および補償費算定業務を進めており、年末までに完了する予定。年度内の用地買収着手は難しく、21年度からとなりそう。

駅前広場などの整備に向けた基本設計業務は高崎測量により完了しており、西側はロータリーなどの一時駐車可能なスペースを確保、東側は駐車場や駐輪場の整備を予定している。

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