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来年度事業化へ 神徳橋の大規模改修

2020/12/23 山梨建設新聞

 山梨市は来年度、神徳橋の大規模改修を事業化する方針を固めた。年度内に工法など事業の概要をまとめ、来年度から実施設計に着手する見通し。道幅が狭く自動車と自転車が近接する現状に地元からは事故を危惧する声も多く、12月市議会では村田浩議員から今後の計画について質問が上がった。

 同橋は4径間のPC橋で橋長は130m。建設したのは1972年のため、道幅が狭い上に老朽化も進む。車道幅は6m、歩道幅は狭いところで1・5m程のため、この事業により拡幅。併せて耐震補強や傷んだ箇所の補修も行う。工法の検討業務は長大に委託した。

 市は今後の計画について「年度末までに整備方法を決定し、来年度から国庫補助事業として実施設計に着手したいと考えている」と事業化の方針を明かし、着工時期については、国交省との協議が伴うため現時点では未定とした。

 村田議員は「早急に対策を」と述べた。


【写真=拡幅が待たれる神徳橋】

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