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【国交省表彰】優れた外国人建設就労者の栄誉たたえる

2021/03/24 本社配信

 国土交通省は23日、本年度の「優秀外国人建設就労者表彰」の表彰式を開催した。技能向上へ日々研さんを積み、建設現場で活躍する優れた外国人を表彰するもので、受賞した5人のうち、現地からのリモート参加を含めた4人が出席。不動産・建設経済局の青木由行局長より表彰状が授与された。

 青木局長は、栄誉をたたえた上で「日本の建設現場では6000人以上の外国人が働いており、既にわが国の建設業になくてはならない存在。新たな担い手として大いに期待している」と話した。審査委員長を務める蟹澤宏剛・芝浦工業大学建築学部教授も、日本でのさらなる活躍とともに、それぞれの国の手本となることに期待を寄せた。

 主な受賞者のうち、エコワーク(静岡県)で働き、ミャンマー人として初の受賞となったモン・アウンさん(特定技能・建設機械施工)は「受賞を誇りに思う。この賞を与えて下さった方々に感謝の気持ちを伝えたい。将来は母国の発展のために最善の努力をしたい」と喜びを語った。

 また、益子鉄筋工業(茨城県)に在籍し、鉄筋施工の特定技能の在留資格を持つベトナム人のグェン・マン・ズォンさんは「栄えある賞をいただき感謝します。日本の技術や仕事の仕方をまだまだ学びたかったので特定技能になりました。後輩やこれから日本で働く人たちのためにも仕事を頑張りたい」と抱負を述べた。


【写真=青木局長(中央)らと一緒に受賞者が記念撮影】

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