草加市が2021年度に予定する橋梁整備事業の概要が分かった。当初予算で確保した工事費1億5840万円を投じ、手代橋など4橋の修繕に着手する。それぞれ一般競争入札による発注を見込んでいる。
定期点検で健全度Ⅲに判定された手代橋(綾瀬川)では主桁、床版、支承、高欄、防護柵、地覆などが対象。橋梁規模は全長35mで59年供用している。
谷古宇新橋(伝右川)は主桁、支承、高欄、防護柵、地覆、伸縮装置などを修繕。橋長11・5m、供用年数49年となっている。
峯分橋(伝右川)は橋長13・4m、供用年数32年。主桁、下部工、地覆、伸縮装置、舗装などが対象となる。
アコス2階部分に架かる横断歩道橋は、外壁パネルの貼り付けなどを予定している。橋の規模が全長20・2mで、供用28年となる。なお、4階部分の歩道橋について市は管轄していない。