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埼玉県さいたま市

さいたま市が東浦和浄水場で民活検討

2021/04/01 埼玉建設新聞

設計・施工は24年度


 さいたま市は、東浦和浄水場(浦和区駒場2-4-3)の機能更新に向けた今後の検討スケジュール案をまとめた。民間活力導入の可能性調査を2021年度行い、22年度から実施方針の検討に入る。設計・施工の着手は早くて24年度となる見通しだ。

 東浦和浄水場の敷地面積は4910㎡。延べ床面積が285㎡となっている。

 1日当たりの配水能力は3700?。現状は深井戸(φ300mm、深度250m)、着水井(50立方m)、混和池(300立方m)、ろ水機(1・1万立方m/日)、配水池(1000立方m)などで構成している。

 機能更新を見据えた民間活力導入可能性調査業務は、日本水工設計関東事務所(さいたま市、℡048-767-4981)に委託済み。21年度までに調査を終え、その結果を踏まえた実施方針を22~23年度の2カ年で作成する。設計・施工の期間には24~25年度の少なくとも2カ年を充てる見込みだ。

 市は、老朽化した浄水場・配水場の全面更新のほか、自家発電設備・配水ポンプなどの部分更新にも力を入れている。自家発電設備関係では東部配水場(施工=21~22年度)、南下新井配水場(設計・施工=21~23年度)などの更新も予定している。

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