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群馬県沼田市

沼田市が東下原団地でC棟改修工事

2021/04/01 群馬建設新聞

沼田市は2021年度、市営住宅東下原団地(栄町21-1)のC棟で大規模改修工事を実施する。当初予算の市営住宅維持補修事業に工事費3億5719万2000円を計上した。これまでのA・B棟と同様に、5月中に建築・機械・電気の3分離で一般競争入札を公告する見通しとなっている。

東下原団地は1976~78年の3カ年で建設、40年以上が経過し、老朽化したことから長寿命化改修に取り組んできた。2019年度のA棟に始まり、20年度にB棟を施工。21年度のC棟で完了となる。A棟とB棟の際は、建築と機械設備を沼田土建(沼田市)、電気設備をたけのうち電器(沼田市)が落札した。

21年度のC棟も建築・機械・電気の3分離で発注する考え。これまでの実績では、建築は市内本店A等級、機械は市内本店の管A等級、電気は市内本支店などA・B等級が対象。建築工事が1億5000万円を超えることが想定されており、6月議会に契約案件を上程することになりそう。

設計は丸進建築設計事務所(前橋市)が担当。対象のC棟はRC造4階建て、延べ床面積1609・68㎡。工事内容は、建築が外壁および内部全面の改修、スロープ設置。機械設備は屋外排水改修と内部機械設備の改修に取り組む。電気設備には、外部幹線改修と内部電気設備全面改修を盛り込む。工期は12月末までとなる見通し。

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