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下水道の包括管理委託へ2回目サウンディング調査

2021/04/06 新潟建設新聞

 新潟市は下水道管路施設の維持管理での包括的民間委託の導入に向けて、2回目のサウンディング型市場調査を実施する。

 2回目の調査は、23日に説明会形式で行い、1月まで実施したアンケート結果の概要や一部業務の見直し内容等についての情報提供が行われる。2回のサウンディング型市場調査の結果を踏まえて、10月ごろに公募型プロポーザル方式により、事業者を選定。2022年1月に契約を締結、22年4月からの事業実施を検討する。

 対象業務は▽下水道本管調査清掃業務▽雨水浸透桝清掃▽法定点検▽雨水幹線ピット清掃▽調整池塵芥処理・除草▽雨水桝点検▽現場立会▽緊急対応▽管路施設の調査・清掃・修繕―などの業務を想定しており、対象区域は管路の老朽化が進行し苦情が増加している船見処理区、中部処理区のある中央区。法定点検および雨水幹線ピット清掃については、江南区と西区を対象とする。

 対象期間は22年4月~25年3月までの3カ年で複数・複数年業務として発注・契約することで受託者の創意工夫を生かした効率的な業務につなげ、維持管理コストの縮減、組織・業務のスリム化、人的資源の有効活用を図る。

 導入に当たり1月8日までアンケート形式で行われた第1回調査では、民間事業者から参入意向や事業内容などのアイデア、意見等を確認。アンケートには35者が回答している。

 2回目の調査への参加は、事前申し込み制で、14日まで申し込みを受け付けている。

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