吉川市が2021年度に実施する橋梁整備・維持補修事業の概要が分かった。整備事業では大場川河道拡幅に伴い、三輪野地内の無名橋91で架け替えを予定している。設計委託費700万円を充て、護岸や取付道路の仕様を固める。整備工事費4540万円は既存橋取り壊しに投じる。今後は仮設橋を設置せず、新橋の建設に移る。
市道3-104号線が位置する既存橋は橋長15・6m、全幅員3・8mを有する。架け替え後は橋長約26m、全幅員6mとする計画。
詳細設計は新日本設計関東事務所(さいたま市、℡048-813-8234)が手掛けている。
維持補修事業では、同じく大場川を渡河する無名橋-27(市道2-304号線)を補修する。17年度の橋梁点検で見つかった逆T式橋台の洗堀や基礎のすり減りなどが対象となる。
橋の規模は橋長3・6m、全幅員3・3mとなっている。