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最短で22年度に設計/総合保健医療センター改修/千葉市

2021/04/12 日刊建設タイムズ

 千葉市は、総合保健医療センターの大規模改修を計画している。2021年度には事業計画を検討。最短で22年度の設計および23年度の工事発注が想定される。設計、工事はそれぞれ競争入札方式での発注となる見通し。工事については複数年かけて進めることになりそうだ。

 総合保健医療センターは美浜区幸町1―3―9に所在。建物はSRC造地下1階地上5階(塔屋1階)建て、建築面積1万1831・98㎡、延べ床面積1万5200㎡、1992年竣工。建物および設備の老朽化が著しいことから、大規模改修を行うこととなった。

 執務を継続しながらの施工を前提とし、一部について移転や仮移転を行う。

 

 研究所移転整備は年度内発注へ

 

 健康科学課と環境科学課で構成し、1階と2階合計4183㎡を専有している環境保健研究所については、総合保険医療センターの大規模改修を見据え、若葉区大宮3816にある大宮町第2団地跡地を建設地として移転再整備を行う計画。

 当初予算には、実施設計委託料8600万円を計上したほか、工事費として、23年度までを期間とする限度額25億2650万円の債務負担行為を設定。順調に推移すれば、実施設計がまとまり次第、年度内に工事発注。22年度に工事を進め、23年度の供用開始を目指す。

 建物は3階建てを見込み、現施設と同様の機能を配置することになる。基本計画と基本設計を長大、また建設地の現況測量を恵進コンサルが手掛けた。

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