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国土交通省阿賀野川河川事務所

藤戸川樋門整備を新規事業化

2021/04/16 新潟建設新聞

 北陸地方整備局阿賀野川河川事務所は、本年度から藤戸川合流点処理を新規事業化し、藤戸川樋門の整備に着手する。阿賀野川水系の流域治水に向け、2021年度から用地取得および樋門設置をはじめとした対策の検討を開始する。今後の予算状況次第となるが、阿賀野川流域治水プロジェクトでは3~5年程度の事業期間を想定している。

 藤戸川の管理者である新潟県と連携し、阿賀野川本川の合流部である阿賀野市草水地区に直轄事業で逆流防止樋門を設置するほか、県管理区間では、新潟県による河川改修などの対策等が行われる見通し。

 阿賀野川では、11年新潟・福島豪雨において観測史上最大の流量を記録したほか、東日本台風では氾濫危険水位を超過。草水地区では、阿賀野川本線の背水の影響により、浸水被害が発生している。

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