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栃木市下水道予算、調整池基盤工事4億、公共下水道整備に7.5億

2021/04/20 日本工業経済新聞(栃木版)

 栃木市は、今年度の下水道事業会計を編成した。資本的支出では、公共下水道建設事業に8億4903万4000円、調整池の基本設計や基盤整備工事など雨水渠整備事業に4億5183万6000円、巴波川流域や渡良瀬川下流流域の流域下水道建設負担金に1億8774万1000円、農業集落排水のマンホールポンプ更新工事に700万円を計上した。

 公共下水道建設事業では、管渠設計委託に5200万円、整備工事やマンホールポンプ更新工事、県道の小山栃木都賀線と桐生岩舟線での管渠布設工事に6億9918万円を配分。

 雨水管渠整備事業では、調整池基本設計委託や周辺環境調査等委託に3750万円、調整池の基盤整備工事や基盤整備付帯工事に4億円、移転補償金に50万円を措置した。

 このほか、公共下水道の雨水調整池土地購入に2600万円を配分した。

 収益的支出では、公共下水道が管渠調査委託などに6235万1000円、管渠やマンホール、汚水桝の修繕やマンホールポンプ場維持補修に1859万円、下水道埋設道路舗装修繕に660万円、他事業に伴う汚水桝移設工事に150万円を計上。農集排が汚水桝(真空ポンプ)修繕に1430万円、処理施設緊急故障修繕に1100万円、他事業に伴う汚水桝移設工事に100万円を措置した。

 資本的支出は33億6923万円、建設改良費は15億2161万1000円、収益的支出は37億3993万6000円を計上した。

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