記事

事業者
経済産業省関東経済産業局

関東経産局が4月の管内経済動向判断

2021/04/26 埼玉建設新聞

「持ち直しの動き」と発表


 関東経済産業局は2021年4月における管内の経済動向で総括判断は「厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きが見られる」と発表した。5カ月連続の据え置きとなった。公共工事は2カ月ぶりに前年同月を下回り、請負金額は単月(21年2月)で1977億円。前年同月比はマイナス13・5%となっている。今後については新型コロナの感染拡大や国際情勢の動向などが国内経済に与える影響について留意する必要があるとした。

 生産活動は輸送機械工業をはじめ11業種で低下したことから、2カ月ぶりの低下となった。

 個人消費は百貨店・スーパー販売額が4カ月連続で前年同月を下回った。家電大型専門店販売額が5カ月連続で前年同月を上回った。

 また雇用情勢は有効求人倍率が低下し、弱い動きとなっているなど、総じてみると管内経済は厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きが見られる。

 判断の指標は2月のデータを中心にしている。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら